食べづわり、辛いですよね。私も妊娠中は食べづわりになり、食べていない時間はずっと車酔いしているような気持ち悪さが続いていました。それでも、妊娠期間中は体重管理に気をつける必要がありますし、食べたいものが偏りがちになってしまいます。
私は、体重増加や栄養バランスの乱れに対して、どうしても罪悪感を感じてしまうことがありました。
今回は、そんな食べづわり中でも食べやすく、栄養バランスも考慮したおすすめの食べ物をご紹介します。
食べづわりとは
食べづわりは、空腹になると吐き気を感じてしまう症状で、特に妊娠初期に多く見られます。妊娠によるホルモンバランスの変化や、自律神経の乱れ、血糖値の低下などが原因で起こると考えられています。
これらの要因が相まって、食べ物を食べることで一時的に楽になり、逆に食べないと気分が悪くなったり、吐き気を感じることが多くなります。
おすすめの食べ物
食べづわりの時期は、腹持ちがよく、手軽に食べられるものが理想ですよね。ここでは、妊娠中に実際に重宝した食べ物をご紹介します。
おにぎり
おにぎりは満腹感が続くため、とてもおすすめです。小さいおにぎりを作り、ストックしておけば、レンジでチンするだけで簡単に食べられます。私はよく、3種類のおにぎりを常備していました。
「おにぎりを握る元気もない!」という方には、焼きおにぎりの冷凍食品もおすすめです。手軽に温めて食べられますよ。
お米せんべい
お米のお煎餅にはさまざまな種類がありますが、私のおすすめは、紀ノ国屋の「ミルキークィーン素焼き煎」です。
このお煎餅は、原材料がお米のみ。油や調味料が一切使われておらず、栄養に気を使っている妊婦さんには特におすすめです。シンプルで体に優しいおやつとして、ぜひ試してみてください。
茎わかめ
梅しそ味が特におすすめです。
コリコリした食感と酸っぱさ、塩味が絶妙で、とりあえずひとつ食べればスッキリします。個包装なので持ち歩きやすく、気持ちが悪くなったときにすぐ食べられるので、とても便利でした。
レモンのチューイングキャンディー
カムカムレモンやすっぱいチュウ、レモンキャンディーなどには、ビタミンCが豊富に含まれているため、美容や健康にも良い効果があります。
甘酸っぱくて食べやすく、すっきりとした爽快感が感じられます。吐き気が軽減するだけでなく、気分もリフレッシュできます。
フルーツグラノーラ
甘いものが食べたいけれど、食べづわり中に食べすぎると栄養が気になる…そんな時におすすめなのがフルーツグラノーラです。
フルーツやナッツ、オートミールなどが含まれており、ビタミンや食物繊維も摂取できるので、栄養バランスを気にしながら甘いものが楽しめます。
適量を食べることで、満足感を得られつつ、胃にも優しく、食べ過ぎを防ぐことができます。
トマトジュース
砂糖も塩も入っていない純粋なトマトジュースがおすすめです。飲むとスッキリとした後味が広がり、気分もリフレッシュできます。
トマトジュースに含まれるリコピンは、美肌に非常に良い成分として知られており、妊娠中の肌荒れや乾燥を改善する効果が期待できます。健康にも美容にも良いトマトジュースは、気分転換にもぴったりな飲み物です。
快眠ココア
バンホーテンの快眠ココアは、食べづわりの対策としてだけではなく、睡眠時間が不規則になりがちな妊娠中から産後にかけておすすめの飲み物です。
妊娠中はホルモンバランスの変化や体調の不安定さから、眠りが浅くなったり細切れになりがちですが、快眠ココアを飲むことで、睡眠の質を改善しやすくなります。
飲んで寝る前にリラックスした気分になり、翌朝はスッキリと目覚めることができるので、寝不足気味の方には特におすすめです。
ストレスとの付き合い方
食べづわり中、食べたいものを我慢しすぎると、逆にストレスが溜まり、体調にも良くありません。
もし食べすぎて罪悪感を感じても、無理に抑える必要はありません。今は、体が求めているものを食べて、自分を大切にする時間を持ちましょう。
食べたいものを食べて、ストレスを軽減することが、妊娠中の心と体の健康を保つためにとても大切です。そして、食べづわりが落ち着いたら、体重管理を意識すれば大丈夫。
焦らず、自分のペースで過ごしてください。今は、心地よく過ごすことが大事ですから、あまり自分を責めず、リラックスして無理なく対応していきましょう。
まとめ
今回紹介したものは、どれも手軽に食べやすく、胃に優しく栄養も摂れるので、ぜひ試してみてください。
どんな悪阻も、大体16週くらいには落ち着いてくると言われています。本当に辛い時期だと思いますので、今は自分を思い切り甘やかして、無理せず過ごしてくださいね。
あなたの妊娠生活が少しでも楽になりますように、心から応援しています。